この記事はSteamforged Games公式WARMACHINE記事からの転載です。原文を日本語に翻訳して掲載しています。
出典:Warcaster spotlight – Terminus, the Deathbringer | Cryx Dread Armada
原記事URL:https://warmachine.gg/blogs/news/terminus-spotlight-2026
原記事公開日:2026年10月16日
著者:Chynna-Blue Perkins
ご存じない方のためにお知らせすると、クリクス・ドレッド・アルマーダ(Cryx Dread Armada)のフロンティアーズ(FronTiers)が始まっています!
つまり、今から10月29日まで、プライム(Prime)のアーミー一式をそろえられるSTLデータを、驚くほどお得なセット価格で入手できます。ルールはすべてアプリで無料公開されているので、ウォーマシン(Warmachine)を始めたり、次のアーミーを集めたりするための、手早く費用を抑えられる方法です。

コレクション・ティア(Collection Tier)に含まれ、フロンティア(FronTier)の開催中は実物のミニチュアも予約注文できる、あのデスブリンガー(Deathbringer)本人を、いよいよご紹介します。
幾千もの陰謀と、表に出ることのない戦争を仕組む者、ターミナス(Terminus)。

この巨大なリッチ・ロード(lich lord)は、威圧的な姿で戦場へ降り立ち、ドレッド・アルマーダ(Dread Armada)を勝利へと導き、敵には壊滅的な敗北をもたらします。
ですが、ターミナス(Terminus)とは何者なのでしょうか。そして、どのような戦術で死を振りまくのでしょうか。お伝えすることは山ほどありますので、どうぞ腰を据えてお読みください。
ターミナス・ザ・デスブリンガー(Terminus, the Deathbringer)とは?
我らは人類の都市をことごとく隷属させ、あるいは粉砕し、我らが主がその子らに対して収める必然の勝利への道を切り開く。我らのすべての行いは、万物の支配者、栄光あるドラゴンファーザー(Dragonfather)、ロード・トルーク(Lord Toruk)のためにある。その名において我らは永遠の苦痛を解き放ち、その力によって死は定められる。――ロード・ターミナス・ザ・デスブリンガー(Lord Terminus, the Deathbringer)

ドラゴンファーザー(Dragonfather)の影に仕える者たちの中でも、ひときわ高くそびえるこの存在は、穢れに侵された骨と地獄で鍛えられた鉄からなる、ねじれた異形です。幾世紀にもわたり、主の野望のため、着実に戦い続けてきました。
はるか昔、後にターミナス(Terminus)と呼ばれることになる者は、クリクス(Cryx)最北の要塞にして艦隊の拠点であるドラゴンズ・ルースト(Dragon’s Roost)で、ドラゴンファーザー(Dragonfather)の軍勢を指揮していました。
そこでターミナス(Terminus)は、肉体を変容させる主の穢れを、自らの内に取り込み始めました。身体は徐々に巨大化し、皮膚と骨を引き裂き、押し広げながら背中から翼が生えました。肉体が衰えるにつれ、ネクロサージョン(necrosurgeons)たちは、侵蝕された身体の部分をネクロテック(necrotech)と鉄に置き換えました。クリクス(Cryx)がGarlghast島でオルゴス(Orgoth)の侵略軍の残党を攻撃した頃には、すでにかつての姿の面影は残っていませんでした。

Drer Drakkerungが壊滅した後、ターミナス(Terminus)はトルーク(Toruk)への奉仕において頭角を現しました。生者と死者を問わず、捕らえたオルゴス(Orgoth)から秘密を絞り出す活動を率い、その知識を、壊滅的な打撃を受けたクリクス(Cryx)の艦隊と軍勢の再建に役立てました。
こうして得た知識をもとに、ターミナス(Terminus)はクリクス(Cryx)初のブラックシップ(blackships)の建造を監督しました。数々の働きが実を結んだのを目にしたドラゴンファーザー(Dragonfather)は、大戦で失われた一人の後任として彼を昇格させ、リッチ・ロード(lich lord)の称号を授けました。
大軍をなすスロール(thralls)を指揮下に置くリッチ・ロード・ターミナス(Lich Lord Terminus)は、大陸の征服に身を捧げました。アイアン・キングダム(Iron Kingdoms)各地に潜む配下たちは情報を集め、トルーク(Toruk)が憎むその子らの行方を探りました。
ターミナス(Terminus)は、AR584~588年のシャード侵攻(Scharde Invasions)を組織するうえで重要な役割を担いました。他のリッチ・ロードたちが大陸に秘密の拠点を築く一方、ターミナス(Terminus)の軍勢はアイアン・キングダム(Iron Kingdoms)の防衛を試し、将来の滅亡に向けた足掛かりを築こうとしました。
ブラック・フリート(Black Fleet)がいかにして大陸の奥深くに侵攻部隊を送り込んだのか、クリクス(Cryx)の敵が理解したのは、AR605年のLlaelese Warの最中になってからでした。この事実は、ターミナス(Terminus)の計画がいかに巧妙だったかを物語っています。
ターミナス(Terminus)自身はこの戦乱を生き延びましたが、インファーナル・ウォー(Infernal War)は大陸のクリクス(Cryx)軍に甚大な損害を与え、ドラゴンファーザー(Dragonfather)の軍勢はシャード諸島(Sharde Islands)への撤退を余儀なくされました。
それ以来、ターミナス(Terminus)は配下の艦隊の戦力を再建する取り組みを辛抱強く監督し、Merediusへの帰還と新たな侵攻部隊の上陸を着実に計画してきました。その計画の第一段階が、今まさに世界へ牙をむこうとしています。彼の命令は、シグナー(Cygnar)西岸沖の海域に、公然たる戦闘の再来を告げました。
ターミナス(Terminus)の暗黒の威厳は、死者さえも奮い立たせるほど強大です。彼が率いるスロール(thralls)の大群は、その呪われた名のもとに敵を殺すことにも、自らの存在を犠牲にすることにも、等しく熱意を燃やします。緻密な戦略家でありながら、戦場のターミナス(Terminus)は殺戮の嵐と化します。抑えようのない殺意に駆られ、軍勢の先頭を突き進む彼は、その刃に倒れる者すべての魂を刈り取る、止めることのできない大鎌なのです。
では、ターミナス・ザ・デスブリンガー(Terminus, the Deathbringer)が率いるドレッド・アルマーダ(Dread Armada)のアーミーは、どのような姿になるのでしょうか?
ターミナス(Terminus)はどう戦う?
ターミナス(Terminus)は、ドレッド・アルマーダ(Dread Armada)の中でも異色の存在です。他のウォーキャスターを見下ろす巨大なリッチ・ロード(lich lord)だから、というだけではありません。ドレッド・アルマーダ(Dread Armada)の多くがスピードを重視するのに対して、ターミナス(Terminus)は頑丈なのです。それも、とびきり頑丈です。
想像できるとおり、このウォーキャスターが率いるアーミーは、スピードと耐久力の両面を大いに追求できます。ターミナス(Terminus)を指揮官に据えた編成例を見てみましょう。

そうです。ウォージャックのディープストーカー(Deepstalker)を、フィールド・アローワンス(FA)の上限まで採用しています。そのうち3体は、船首にヘヴィ・プレート(Heavy Plate)、左腕にクロー・シールド(Claw Shield)を装備し、驚異のARM21を誇ります。
なぜ、これほどの重装甲が必要なのでしょうか? よくぞ聞いてくれました!

ターミナス(Terminus)自身も、そう簡単には倒せません。ダメージ・ボックス35個、ARM19に加え、フォーカス・ポイントを消費して受けるダメージを減らす、ウォーキャスター本来の耐久力もあります。これだけでも、十分に優秀な出発点です。

ですが、それだけではありません。エントロピック・シュラウド(Entropic Shroud)は、ターミナス(Terminus)の耐久力のつまみを「11」まで回してくれます。ゲーム中のほとんどのターンで、このスペルを発動することになるでしょう。
より正確に言うと、近くの敵にペナルティを与えることで、実質的にDEF14、ARM21相当になります。そして、ターミナス(Terminus)が自ら爪を汚して戦うターンには、剣ドゥームセイヤー(Doomsayer)のブラッド・ブーン(Blood Boon)によって、このスペルを無料で発動できることも多いでしょう。
射撃されるのが心配ですか? サクリフィシャル・ポーン(Sacrificial Pawn)により、ターミナス(Terminus)は敵の射撃攻撃を近くのウォージャックへ受け渡すことを選べます。これで、ARM21のディープストーカー(Deepstalker)を何体も並べる理由が、はっきりしましたね! 射撃を肩代わりさせられるARM21のヘヴィ・ウォージャックが3体いれば、ターミナス(Terminus)は激しい砲火を浴びても前進し続けられます。
この防御面での共生関係は、一方通行ではありません。ディープストーカー(Deepstalker)はターミナス(Terminus)の近くに、そして多くの場合は少し後方に配置するとよいでしょう。第一に、ターミナス(Terminus)は先頭に立ち、堂々と威風を振りまくのが大好きだからです。第二に、近距離でディープストーカー(Deepstalker)を攻撃しようとする敵は、エントロピック・シュラウド(Entropic Shroud)のオーラ内に入らざるを得ないことが多いからです。DEF14、ARM23相当のウォージャックは、侮れません!

重装甲のディープストーカー(Deepstalker)を採用する理由は分かりました。ですが、タイドコーラー(Tidecaller)とスパイカー(Spiker)を装備した4体目を連れていくのは、なぜでしょうか? 理由は2つあります。
1つ目は、ドレッド・アルマーダ(Dread Armada)の編成では、タイドコーラー(Tidecaller)を持つモデルがいると、ほとんどの場合に役立つからです。ドレッドタイド(Dreadtides)のブレイク効果を適用する際に、もう少しだけ細かくコントロールできれば、まさに必要な場所へ効果を届けられます。
ターミナス(Terminus)が破壊しなければならない相手へ、ARM−2を与えるには、ほんの少し射程が足りない? そこでタイドコーラー(Tidecaller)です。
次のターンにターミナス(Terminus)を脅かす相手へ、MATとRATに−2を与えるには、ほんの少し射程が足りない? そこでもタイドコーラー(Tidecaller)です。

2つ目は、アーミーが横方向へ展開できる幅です。ターミナス(Terminus)は、ウォージャックの大半を自分の近くに置いておきたいウォーキャスターです。それでも、離れた側面で強力な打撃力が必要になることはあります。そんなとき、POW18の近接武器を持つディープストーカー(Deepstalker)こそ、まさにリッチのお医者様の処方どおりの一手です。ターミナス(Terminus)の16インチのコントロール範囲は、ウォージャックを離れた場所で働かせるのに理想的です。
ターミナス(Terminus)の編成の残りは、おおむね好みに合わせて埋められます。今回の例では、敵歩兵と戦い、目標物を争奪するために、移動の速いサティクシス・マローダー(Satyxis Marauders)とリーヴァー(Reavers)を選びました。

シャード・オグラン・キャノニア(Scharde Ogrun Cannoneers)は、自陣の目標物を守るのに優れています。そこであれば、照準し、コメンス・ボンバードメント(Commence Bombardment)による、うれしいダメージ・ボーナスを得られることが多いでしょう。
サティクシス・ストーム・ウィッチ(Satyxis Storm Witches)は、ドレッドタイド(Dreadtides)を生み出す主な手段です。そのため、少なくとも2体は必ず採用することをお勧めします。

サティクシス・ブラッド・ハグ(Satyxis Blood Hags)は、ここでは最も重要なユニットの選択かもしれません。ウォージャックに力を与え、強化するうえで鍵となり、ターミナス(Terminus)が自分のためにフォーカス・ポイントを温存できるようにしてくれるからです。
最後に、リップティース(Ripteeth)を装備したドレッジャー(Dredger)を、ひとひねり加えて投入すれば、優秀な反撃役になります。サティクシス(Satyxis)のユニットの後ろに控えさせておきましょう。敵がチャージしてきたら、生き残ったサティクシス(Satyxis)を、ドレッジャー(Dredger)に攻撃させたい相手のそばへ移動させ、フランク(Flank)で思う存分暴れさせてください!

ドレッドタイド(Dreadtides)について言えば、ターミナス(Terminus)はアンダートウ(Undertow)を防御に多用します。攻撃に使いたいドレッドタイド(Dreadtides)を送り込んだ後は、ストーム・ウィッチ(Storm Witches)でターミナス(Terminus)のすぐ前にアンダートウ(Undertows)を作り、ターンを終えるとよいでしょう。
ターミナス(Terminus)の前にアンダートウ(Undertows)を置くことで、彼に危害を加えようとする敵は、多くの場合、まずアンダートウ(Undertows)を通らなければならなくなります。そして、浅瀬によって移動が遅くなるか、攻撃する前にMATとRATに−2を与えるブレイク効果を受けることになります。
ご覧のとおり、ターミナス(Terminus)は恐るべき実力の持ち主です! 潮のように押し寄せるこのリッチ・ロード(lich lord)の力を敵へ解き放つには、コレクション・ティア(Collection Tier)をお選びください。

自分だけのドレッド・アルマーダ(Dread Armada)の編成を作りたいですか? ウォーマシン(Warmachine)アプリをダウンロードすれば、すべてのルールを無料で閲覧できます。
このアーミーを試してみたくなりましたか? ドレッド・アルマーダ(Dread Armada)の全モデルは、ウォーテーブル(Wartable)でのオンライン対戦でも使用できるようになっています。
訳注:Garlghast、Drer Drakkerung、Llaelese War、Merediusは、参照資料で日本語表記を確認できなかったため原綴りを残しています。原文の「Sharde Islands」と「Scharde」の綴りの違いも、そのまま保持しています。



