ロアマシン:死者は何も語らない――それこそアイアコスの望むところ

この記事はSteamforged Games公式WARMACHINE記事からの転載です。原文を日本語に翻訳して掲載しています。

出典:Loremachine – Dead Men Tell No Tales, and Aiakos Prefers It That Way
原記事URL:https://warmachine.gg/blogs/news/cryx-dread-armada-lore-aiakos
原記事公開日:2026年10月12日
著者:ジェイク・ウォマック(Jake Womack)

黒い帆を掲げ、カトラスをすぐに抜けるよう備えておきましょう! クリクス・ドレッド・アルマーダ(Cryx Dread Armada)のフロンティア(FronTier)は、10月15日にウォーマシン3D(Warmachine 3D)へまったく新しいプライム・アーミーをもたらすべく、まもなく出航します。間もなく、非情な海賊、怪物のようなウォージャック、そして安らぐことのない死者たちで構成された自分だけの乗組員を3Dプリントし、ペイントし、プレイできるようになります。彼らは卓上に波乱を巻き起こす準備ができています。

今週はパイレート・フリート(Pirate Fleet)へと船を進め、戦いを前にして決してひるまず、宝箱を見つければ必ず開ける船長に会いにいきます。

〈黒き海の災厄〉アイアコス(Aiakos, Scourge of the Black Seas)は、ブラックウォーター(Blackwater)のギャングから這い上がり、クリクス(Cryx)でも屈指の危険な海賊ウォーキャスターとなりました。彼には恐ろしい乗組員、見るもおぞましいヘルジャック、そしてドレッド・アルマーダ(Dread Armada)の一角を占めるにふさわしい船があります。ですが、彼が今の地位で満足していると思うなら、アイアコスのことをまるで知らない証拠です。それでは、おなじみのロアマスター、シャーウィン・マシューズ(Sherwin Matthews)に語りを引き継ぎ、なぜこの海の災厄がそれほど恐れられるのかを見ていきましょう……。


大海原を荒らす容赦なき殺し屋アイアコスは、ブラックウォーターのギャングの一員という卑しい出自から、クリクスのパイレート・フリートでも屈指の獰猛な船長へと成り上がりました。彼はシャード諸島(Scharde island chain)の住民の中から、とりわけ残忍で腕の立つ海賊だけを選び、一人ずつ乗組員に加えてきたのです。

アイアコスとその乗組員は、自らの力を戦いで証明するために生きています。ウォーキャスターである彼は、どんな交戦でも真っ先に最前線へ飛び込み、船から船へと跳び移り、渡し板を飛び越えて、銛と刃で敵を串刺しにします。その後をヘルジャックたちが追い、すし詰めの甲板上で船員を切り倒すこともあれば、荒れ狂う波間から姿を現し、海沿いの町を蹂躙することもあります。血なまぐさい戦いが起こりそうな場所には、必ずと言ってよいほどアイアコスとその一味の姿があるのです。

クリクス・ドレッド・アルマーダのアイアコスのクローズアップ

クリクスの海賊艦隊で悪名を轟かせ、その指導者であるアクシアラ・レイスブレード提督(Admiral Axiara Wraithblade)の寵愛を得たアイアコスは、次に自分の船を指揮することを目指しました。ブラックウォーターの海賊王、クレイサン・モルヴェイン卿(Lord Craethan Morvaen)がアイアコスの稼ぎからより多くの取り分を要求したとき、ウォーキャスターはシャード諸島の序列で自らの地位を高める絶好の機会が訪れたと悟りました。

アイアコスと乗組員はモルヴェインの要求に屈したかのように装い、シャード侵攻(Scharde Invasions)の末期を最後に消息を絶ったリッチ・ロード、ダエアモルトゥス(Lich Lord Daeamortus)の失われた旗艦から回収した財宝を差し出しました。貴重な品々や硬貨、古代の遺物が詰まった宝の山に、モルヴェインはすっかり心を奪われました。その一部をリッチ・ロードたちへ献上すれば、きっと莫大な褒美が得られると確信した彼は、アイアコスとその兵たちを何の疑いもなく要塞内へ招き入れたのです。門番たちは入場時に海賊たちが武器を隠し持っていないか調べました。しかし彼らもモルヴェインも欲に目がくらみ、献上品に紛れて待機する、フジツボに覆われた動かないヘルジャック、カリュブディス(Kharybdis)を見過ごしてしまいました。

海賊ウォーキャスター、アイアコスのキービジュアル

モルヴェインが気前のよい貢ぎ物を検分している間、カリュブディスは微動だにしませんでした――領主がそのヘルジャックをもっとよく見ようと身を乗り出すまでは。その瞬間、カリュブディスはモルヴェインの顔に黒い体液を噴きつけたのです。モルヴェインが苦痛に絶叫するなか、アイアコスの乗組員は略奪品の中に隠しておいた武器を取り出し、ウォーキャスターはカリュブディスに立ち上がるよう命じました。彼らは共に立ちはだかる者をことごとく殺し、ほどなくアイアコスは三叉槍の先にモルヴェインの首を掲げ、ブラックウォーターの住民すべてに見せつけたのです。

モルヴェインの要塞とそこにある財宝を手に入れただけでなく、アイアコスは領主の強力な船、ノクターナス(Nocturnus)をも奪い取りました。アイアコスはいまもブラックウォーターで一定の影響力を保っていますが、このクリクスの港に長くとどまることはめったにありません。港での諸事はキー・スレイヤーズ(Quay Slayers)に任せています。これは、彼が襲撃者として活動を始め、ウォーキャスターの才能に目覚める以前に属していた街のギャングです。今やこのギャングはモルヴェインの旧要塞を占拠し、その力も影響力も目に見えて増大しています。

アイアコスが成し遂げたことは、並の男なら十分満足できる偉業でしょう。しかし、この海賊を突き動かす流血と財宝への燃えるような渇望は、彼に休息を許しません。流れる血と略奪品に満ち足りる日が来るまで、アイアコスは死体を一つずつ積み重ねるように悪名を高め、恐怖による支配を続けていくのです。


死者たちが出航するとき、あなたはどこに立ちますか?

ドレッド・アルマーダ(Dread Armada)は集結しつつあります。自分の乗組員を出航に備えて整えるなら、今が絶好の機会です。クリクス・ドレッド・アルマーダ(Cryx Dread Armada)は10月15日にSTL形式で登場し、無料ルールはウォーマシン・アプリ(Warmachine app)で提供されます。最新情報はフロンティア(FronTier)をフォローして確認し、黒き艦隊をあなたのゲームテーブルへ迎える準備をしておきましょう。

これまでの設定紹介を見逃してしまいましたか? ドレッド・アルマーダの女王スカーレ・レイヴンメイン(Skarre Ravenmane, Queen of the Dread Armada)と、レイス・キャプテン・エイディス・マルロアン(Wraith Captain Eydis Malroan)の物語もぜひご覧ください。クリクスの黒旗の下で航海する、さらなる無法者たちに出会えます。

Warmachine, 設定解説